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二次加工について

切断

切断
シャーリング
金属の切断方法というと、バンドソーやコンタリングマシン、グラインダーなど様々ですが、
シャーリングは板金専用の切断機です。切断面の美しさと加工の早さが特徴です。
薄い板(3.0t位まで)は問題無く切断できます。
当社では、アルミは4.0t、ステンレスは2.5t、鉄は3.6tまで切断可能です。
それ以上の厚みでもお気軽にご相談下さい。
コイルカット
ロール状の材料を平らにしながら、長さ方向のみ切断していく加工です。
幅は規格寸法のもので1000mm,1250mmなどど固定されていますが、その中で規格板ではどうにも歩留まりが悪いときや、数量が多くて切るのが大変というときに、重宝します。
例を挙げると、アルミの2ミリで900x760の寸法で200枚という場合通常だと1000x2000の規格板からの切り出しですが、760x2で1520mmなので、切り代を入れても400mm位は余ってしまう。1000x3000の板からだとしても3枚取っても、720あまり  こんな時は1000幅のコイルから760を切って使った方が無駄がないという様な感じです。
同じ寸法の物で数量が多い場合は、こちらの方が安くなる可能性があります。材料の種類によりますが500kg位から加工可能です。
  • シャーリング 金属の切断方法というと、バンドソーやコンタリングマシン、グラインダーなど様々ですが、 シャーリングは板金専用の切断機です。切断面の美しさと加工の早さが特徴です。 薄い板(3.0t位まで)は問題無く切断できます。 当社では、アルミは4.0t、ステンレスは2.5t、鉄は3.6tまで切断可能です。 それ以上の厚みでもお気軽にご相談下さい。
  • コイルカットロール状の材料を平らにしながら、長さ方向のみ切断していく加工です。 幅は規格寸法のもので固定されていますが、その中に収まる寸法でしたら、切断可能です。 同じ寸法の物で数量が多い場合は、こちらの方が安くなる可能性があります。材料の種類によりますが500kg位から加工可能です。

曲げ

曲げ
L曲げ(V曲げ)
片側を折曲げて90°、または鈍角、鋭角のL字型に曲げる加工です。
鈍角曲げは180°以下の曲げで有れば対応可能です。
鋭角曲げは30°までは対応可能です。全て、曲げる部分の長さ次第で加工の可否がありますので、お問い合せ下さい。
曲げ
コの字曲げ(U曲げ)
写真左の様な形状の曲げ加工です。
ハの字のような鈍角での加工も可能です。背中の部分と立ち上がりの部分の寸法次第では少し中に入り込んだ鋭角での加工も可能です。この加工では背中の寸法と立ち上がりの寸法で加工の可否がありますのでお問い合せ下さい。
曲げ
箱曲げ
4隅に切欠きをして曲げる高さを決め、曲げ機械で箱形状にします。
長さと箱の深さにより製作の可否が有ります。立ち上がり寸法110mm迄は加工可能です。全体寸法などの条件があります。これ以外にも対応させて頂きますので、お気軽にお問い合せ下さい。
R曲げ
R曲げ
R曲げ
R形状、または円筒形にする加工です。
三本ロールやプレスブレーキによる加工でなめらかな曲線を加工します。
  • L曲げ(V曲げ)>片側を折曲げて90°、または鈍角、鋭角のL字型に曲げる加工です。 鈍角曲げは180°以下の曲げで有れば対応可能です。 鋭角曲げは30°までは対応可能です。全て、曲げる部分の長さ次第で加工の可否がありますので、お問い合せ下さい。
  • コの字曲げ(U曲げ)写真左の様な形状の曲げ加工です。 ハの字のような鈍角での加工も可能です。背中の部分と立ち上がりの部分の寸法次第では少し中に入り込んだ鋭角での加工も可能です。この加工では背中の寸法と立ち上がりの寸法で加工の可否がありますのでお問い合せ下さい。
  • 箱曲げ 4隅に切欠きをして曲げる高さを決め、曲げ機械で箱形状にします。 長さと箱の深さにより製作の可否が有ります。立ち上がり寸法110mm迄は加工可能です。全体寸法などの条件があります。これ以外にも対応させて頂きますので、お気軽にお問い合せ下さい。
  • 段曲げ(Z曲げ)

溶接

溶接
スポット溶接
電極によって加圧した部分を、溶接する加工です。
技術による差が出づらく、溶接跡は点状です。
1.5ミリくらいまでの薄板の接合に向いています。
接合面が点状なので強度が必要な場合は検討が必要です。
電極によって加圧される為、溶接点のヘコみが少し出ます。
TIG溶接
電気による溶接加工です。きれいな溶接面が特徴で、ステンレスや鉄などは研磨をすることで、溶接箇所を目立たなくすることができます。アルミも塗装の品物であれば同様ですが、アルマイトの品物は表面に溶接跡が残ります。
線状、点状どちらでも溶接可能です。
1.0t~3.0t位までの材料、外観を重視する品物に適しています。
熱によるひずみ、破れが発生しますので薄すぎる品物は注意が必要です。
半自動溶接
溶接用のワイヤーが溶接トーチのスイッチを押すとノズル先端からワイヤーが自動で出てきます、その出てきたワイヤーを溶かして溶接するものです。
溶接箇所に新たに溶接材が盛られ、母材と溶接材が溶け込むことで接合します。
鉄骨の骨組みや、階段など強度が必要な場合に選ばれることが多い溶接手段です。
  • 半自動溶接
  • TIG溶接
  • スポット溶接

塗装・表面加工

錆びにくいと言われているステンレスでも、全く錆びないわけではありません。鉄はもちろんアルミも錆びます。
そのため腐食の進行を遅らせ強度を保つ、あるいは景観を保つ、他の部材との調和を図るため表面処理は必要になります。
鉄はメッキ、塗装、あるいはメッキ処理の上に塗装などがよく用いられる表面処理です。鉄は塗装との相性がよく、食いつきがいいといわれています。
ステンレスは、メッキ、塗装はもちろんできますがはがれやすいといわれています。
ステンレスは表面に膜を形成しているため、錆びにくい特徴があります。その不動態被膜と呼ばれる被膜を成長させて、光の干渉で色を付けることも可能ですが、表面の研磨などで素材そのものの美しさを際立たせる方法が一般的で、鏡面研磨や髪の毛のような線の入ったヘアラインなどがよく見られる加工です。
アルミは比較的錆びにくいですが、雨ざらしの状態や、潮風の当たるところなどでは、やはり錆びます。鉄の場合は赤茶色の錆が浮いてきますが、アルミの場合は錆びると白く粉を吹いたようになります。そのためアルミもほとんどの場合表面処理をせずに使うことはほぼありません。アルミも塗装やアルマイト処理、研磨といった表面処理を施し美観を長持ちさせ、強度を保ちます。
塗装・表面加工
塗装
塗装にも種類があり、方法、塗料により価格帯が異なります。
室内仕様の場合、屋外使用の場合、あるいは海岸沿いなどの過酷な環境下の場合でそれぞれ適切な塗料及び方法を選択する必要があります。
焼付塗装は中でも一般的で、比較的安価な方法ですが、その中でも塗料次第で価格は変わります。
材料には加工した時の油がついていますので酸やアルカリで洗浄し、表面を荒らした後、プライマーという下地を施しその上に塗料を吹付、窯に入れ焼き付けます。メッキやアルマイトと違い色を選ばず、幅広い色に対応できます。また表面にある小さな傷(一般的には爪で引っかからない程度の傷まで)もある程度消してくれますので、材料の養生が必要なくなるなどコストの面でも期待できます。
また塗料の種類も豊富で、メラミン、アクリル、フッ素など環境に応じて選択することができますのでコストとの折り合いを見て選別することも可能です。表面は滑らかで素材の質感を損ないにくいです。
焼付塗装のデメリットは、剥がれる可能性が比較的に高いことです。塗装は洗浄が良くできていない、または焼きが甘いと塗装が剥がれる原因になります。また潮風の当たるところや、高所、強風で砂塵が舞うなど、使用環境によっては塗装ははがれやすい傾向にありますので、注意が必要です。また傷もつきやすいので、表面の取り扱いには注意が必要です。
塗装お手入れとしては、溶剤(シンナーなどの)での清掃は色落ちの原因になります。砂や、ほこりなどがついている場合軽く洗い流すなどして、やわらかい布で清掃が望ましいと思います。たわしなどは表面に傷が入ってしまいます。
塗装・表面加工
粉体塗装
上記の塗装は溶剤を用いますが、粉体塗装はその名の通り粉末状の塗料を使用する塗装です。
塗膜の厚さが必要な場合に用いられ、焼付の約2倍の膜厚を確保できますので、過酷な環境でも塗膜が剥がれずらく、長持ちします。
コスト面では溶剤の塗装よりも高くなりますが、強度面でメリットが有ります。
デメリットは、塗料の性質上色を変えるのに手間が掛かるので、数種類の色になった場合時間が掛かってしまうこと。膜厚が薄くできないので、少しボテッとした感じの仕上がりになる事が上げられます。
塗装・表面加工
アルマイト
アルミ特有の表面加工です。電解着色と呼ばれたりしますが、脱脂洗浄した材料を硫酸などの水溶液の中で電気を通して、表面に酸化皮膜を作り、表面を硬質化させます。
アルミは錆びにくい金属では有りますが、そのままではいずれ錆びます。鉄のように赤茶色にはならないので目立ちにくいですが、腐食すると白く粉を吹いたようになります。また、アルミは柔らかい金属でもあるため、素材のままではすぐにキズがつきます。その錆とキズを付きにくくしてくれるのがアルマイトです。
アルマイト処理をすると表面硬度が素材の状態と比べて約4倍ほどの高度になります。
塗膜の厚さが必要な場合に用いられ、焼付の約2倍の膜厚を確保できますので、過酷な環境でも塗膜が剥がれずらく、長持ちします。
コスト面では溶剤の塗装よりも高くなりますが、強度面でメリットが有ります。
デメリットは、塗料の性質上色を変えるのに手間が掛かるので、数種類の色になった場合時間が掛かってしまうこと。膜厚が薄くできないので、少しボテッとした感じの仕上がりになる事が上げられます。
  • 焼付塗装一般的に使われる塗装です。塗料により価格帯が異なります。 室内仕様の場合、屋外使用の場合、あるいは海岸沿いなどの過酷な環境下の場合でそれぞれ適切な塗料及び方法を選択する必要があります。
  • アルマイト

取付穴

組立

S